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規制緩和への取組み/H13.11.22共同要望書

東海道貨物支線の貨客併用化について

 京浜臨海部は、これまで我が国の代表的工業地帯として日本経済の牽引役を果たしてまいりましたが、近年の産業構造の変化等に伴って、その活力の低下、大規模な遊休地の発生の問題が顕在化しつつあり、新しい時代の産業・都市空間として再編整備を図ることが急務となっております。

 こうしたなかで、工業等制限法の大幅な規制緩和(平成11年3月)や京浜臨海部地域「都市・居住環境整備基本計画」の策定(平成13年3月)など、新たなまちづくりに向けた動きが具体化してきておりますが、先導的な取り組みとして既に横浜市鶴見区末広町地区において、国際的な研究施設の集積や、産学間の連携交流のための拠点整備が進められており、また、川崎市川崎区小田栄地区においては、工場跡地を活用した大型ショッピングセンターの開業や都市基盤整備公団による複合市街地開発の計画も進められているところです。

 本年5月には、国において都市再生本部が設置され、東京圏において、環境、防災、国際化等の観点から21世紀における魅力と活力に満ちた都市再生を先導するための施策が検討されておりますが、本地域の優位な立地条件やこれまで蓄積された技術・人材・資本などを活用し、京浜臨海部を日本経済の活性化と雇用の創出に寄与し、国際的にみても活力ある都市として再生することが望まれております。

 本路線は、神奈川県の横浜・川崎臨海部を経て、東京都の品川・東京テレポートに至る、延長約33kmの路線であり、京浜臨海部の地域内交通の利便性や、首都圏各地へのアクセスの飛躍的な向上により、本地域の再編整備の推進に大きく寄与するとともに、首都圏における高速鉄道ネットワークの充実や既存路線の混雑緩和にも寄与するなど、その整備効果は京浜臨海部にとどまらず、首都圏の広範囲に及ぶものと考えられます。

 現在、関係自治体で実現に向けた課題について、検討を進めておりますが、広域的な交通を担う都市鉄道である本路線の実現に向けて、都市再生の観点から、国の積極的な施策展開と現行の支援制度の充実等について、特段の配慮をお願いいたします。

平成13年11月22日 

 国土交通大臣 扇  千 景  様  

神奈川県知事 

岡 崎 洋 

横浜市長 

高 秀 秀 信 

川崎市長 

阿 部 孝 夫 

横浜商工会議所 会頭  高 梨 昌 芳 
川崎商工会議所 会頭  佐 藤 朋 佑 

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